Consultation診療案内

成人期

歯を失ってしまう主な原因である歯周病とむし歯は生活習慣病です

成人期は、仕事や子育て、家事に追われ自分のことは後回しになりがちです。そのため、生活習慣病のひとつでもある歯周病やむし歯のリスクが上昇します。
20代の方などは症状の実感がない場合も多いですが、加齢とともに免疫力や抵抗力は低下していきます。
初期症状が乏しい歯周病とむし歯は、正しい生活習慣で予防することができます。

歯周病の治療

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After

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歯と歯肉の境目の清掃が十分でないと細菌が停滞し「炎症」を帯びて赤くなったり腫れたりします。痛みを伴わないことが多く気付いたときにはかなり進行してしまっている場合が多くあります。写真でわかるように、適切な治療と適切なブラッシングをすればかなりの確率で改善していきます。

むし歯の治療(コンポジットレジンの充填とクラウン)

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むし歯の治療は様々な方法があり、むし歯が大きくなるにつれて変化していきます。
コンポジットレジン(歯科用の硬いプラスチック)充填 < 部分的に金属やセラミックなど(インレー・アンレー)を装着 < 歯全体に金属やセラミックなど(クラウン)を装着。
といった流れになることが多いです。
写真の白い矢印部分はコンポジットレジンを充填し、青色矢印はクラウンのやり直しをしております。

むし歯の治療(クラウンとアンレー)

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After

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After

「一度直したら大丈夫」と思っている方が多くいらっしゃいますが、そんな事はありません。被せ物の縁からむし歯になったり、詰め物の縁からむし歯になったりもします。
写真の白い矢印は詰め物が外れて中がむし歯になっていたので部分的に金属を装着しております(アンレー)。青色矢印はクラウンのやり直しをしており、術後10年ほど経過しています。やり直す際には、必要があれば根管治療(歯の根っこの治療)や歯周病治療も行ってから進めていきます。

部分入れ歯(クラスプ義歯)

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歯を失った部分に取り外しタイプの入れ歯を装着しました。クラスプと呼ばれるバネのような装置を利用するため、最初は少し違和感が出ることもありますが隣接する歯を削らずに処置できるというメリットがあります。

二重構造の入れ歯

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入れ歯にはさまざまな種類があり、当院では二重構造の入れ歯を選択することが多くあります。クラスプ(バネの様な装置)を使用しないため、見た目や装着感が良いだけでなく土台となる歯への負担も分散でき、お手入れもしやすくなります。また、処置後何らかのトラブルが起きても対応しやすいというメリットもあります。

ブリッジ

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写真右2枚目の写真が処置後12年経過時です。歯が欠損している部分の右片方はブリッジと呼ばれる処置方法で、左片方は取り外し式の入れ歯による処置方法で治しています。治療期間が比較的短くできるメリットがあります。

インプラント

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After

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写真左上1枚目のレントゲン写真で分かるように術前は奥から3番目の歯の根っこが割れてしまっている状態です。右上の写真3枚目の写真は抜歯後の状態です。左下2枚目のレントゲン写真は抜歯後数ヶ月待ち、インプラントを埋入した時のレントゲン写真です。右下4枚目の写真は被せ物が入って約10年経過した写真です。インプラント治療は土台がしっかりしていないと手術ができない場合もありますが、健康な歯を削ることなく噛む力を維持できるとても有効な手段になります。

歯牙移植

術前は、×印がしてある歯が割れており保存不可能となっておりました。保存不可能な歯は抜歯し、機能していない親知らずが存在したので、その歯を移植しました(矢印)。歯を失ってしまった場合は、機能していない歯が存在すれば可能な限り自家歯牙移植により問題解決を図りたいと考えています。

MTM(部分的な歯科矯正治療)

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前歯の歯並びが気になるとのことで歯科矯正治療をしました。部分的な治療になりますので、比較的短期間で治療することができました。

歯ぎしりや噛みしめ

写真左2枚写真上2枚は同一の方で、30歳にして下の前歯がかなりすり減っています。「歯ぎしり」「噛み締め」「くいしばり」など、咀嚼以外で歯をすり合わせる癖があるとこのようなことが起きてきます。歯がすり減るだけでなく「知覚過敏」「顎関節症」「歯根破折」を誘発することもあるため、マウスピースを用いて「力の分散」や「歯の保護」をし、歯に負担をかけ過ぎないようにします。